間口【まぐち】

 建物の正面(通常は玄関のある側)の長さ(幅)のことです。「奥行」に対していいます。

間口狭小【まぐちきょうしょう】

 画地条件のひとつです。宅地の街路に接している距離を間口といい、宅地を有効に利用するためには、その地域の標準的な建物を建築できる以上の間口を有していることが必要とされ、これ未満の間口の宅地は、その狭小度に応じた減価が生じます。同じ狭小間口でも、商業地域、住宅地域、工業地域の順に、減価率は大きく異なります。鑑定評価では、標準的画地の間口距離と比較した狭小度の度合いにより、減価率を判定しています。路線価式評価法では、地域別・奥行距離別に補正率を定めた間口狭小補正率表により、減価率を算定しています。

間仕切り家具【まじきりかぐ】

 例えば、10畳の部屋を真ん中で区切り、子供部屋を2つつくりたいときは、間仕切壁を設置します。この間仕切壁の代わりに、天井まで届くサイズの家具を設置すると、収納スペースも生まれます。
 このように、間仕切りと収納の2役をこなす家具を間仕切り家具と呼びます。最近は「将来、間仕切り家具を入れて、部屋を2つに分けることができます」とする分譲住宅も登場しています。

マスタープラン【ますたーぷらん】

 建築物を建てる時の基本計画、基本設計のことです。全体計画から完成予想図、単なるイメージプランまでさまざまな段階でマスタープランという名称を使う場合もあります。大規模なニュータウンでは、公共施設や生活施設の整備計画などもマスタープランに盛り込まれています。

抹消登記【まっしょうとうき】

 既存の登記が実体上の原因を失ったとき、その登記を抹消するために行う登記で、この場合抹消の対象は既存の登記の全部であり、既存登記の一部の補正にとどまる変更登記とは異なります。抹消登記の原因である既存登記の実体上の原因の欠如は、既存登記の登記前から欠けていた場合(たとえば、所有権移転登記の原因である売買契約が当初から無効であった場合等)と、既存登記の登記後に原因を欠くに至った場合(抵当権設定登記に関し、被担保債権全額の弁済があった場合等)の両方を含みます。抹消登記の方法は、登記簿に抹消すべき既存登記を抹消する旨の登記をし、かつ、抹消すべき登記を朱抹することとされています。また、抹消登記を抹消するための抹消登記は認められず、この場合は抹消回復登記によるべきこととされています。

窓【まど】

 採光、換気、通風の為に設けられる開口部のことです。主な窓には次のような種類があります。
押し出し窓
(くり出し窓)
左右を開くのではなく、窓の下部を押して開ける窓です。浴室やトイレ、キッチンなど小さなスペースに用いられることが多いです。浴室の窓は、湿気を抜く為に開け放しにされることが多いため、防犯を考慮して開き方の小さい押し出し窓にするなどの工夫をします。
腰高窓 大人が立った時の腰の高さ、だいたい80〜90cmの高さが下端になっている窓です。一般的にバルコニーの付いていない壁面に設置されます。
高窓 天井近くなど壁の高いところに設けられた明り取り用の窓です。天井高が3m以上あるような部屋や吹抜け部分につけられることが多いです。開閉できない場所は、はめ殺し窓になることが普通でしたが、最近はリモコン等で開閉操作できる窓も増えてきました。
出窓 建物の外に突き出たような形の窓です。外に突き出ている分、室内に広がりを演出する効果があります。奥行が20cm程度あると、飾り棚として活用でき、照明器具や鉢植えを置くなど実用的です。
天窓 天井にある窓です。「トップライト」ともいいます。
掃き出し窓 床面近くから始まる大型の窓です。バルコニーやテラスへの出入り口にもなります。
はめ殺し窓 採光だけを目的とする窓で、開閉できないものです。玄関ホールの吹抜け部分によく使われます。FIX(フィックス)窓ともいいます。

間柱【まばしら】

 通し柱と通し柱の間に設けられる柱のことです。各階の梁や桁を支えます。

丸太組工法【まるたぐみこうほう】

 樹皮を剥いただけの丸太材や角材を水平に積み重ねて壁を構成していく工法のことです。壁材が交差する部分は、相互の材を交互に組み合わせていきます。
 奈良の正倉院に見られる「校倉造り」や欧米諸国や山間部、リゾート地に多いログハウスにもよく似た工法ですが、日本では地震が多いため、壁材の交差部にボルトを入れて耐震性を高めることが多いです。

回りバルコニー【まわりばるこにー】

 マンションの角住戸で、住戸を取り囲む形に配されたバルコニーのことです。

廻り縁【まわりぶち】

 天井面と壁面が接する部分に取りつける棒状の部材のことです。

マンション【まんしょん】

 もともとは大邸宅という意味。日本語のマンションは1955年頃から造られ出した民間の賃貸方式、分譲方式の中高層アパートを指します。アビタシオン(仏語で住宅の意)、コーポラス(共同住宅)、ペンション(下宿)、ドゥエリング、カーサなど大同小異。